ひつじ草の忘れっぽノート

ひつじ草って睡蓮の一種のことらしいです。ゆらゆらボンヤリ、覚えることより忘れる方が得意なお年頃、読んだり見たりの備忘録。

1964年「シベリア」NHK特別報道班

子供のころに世界地図を見て、この大きな空白地帯には人も住まないんだろうなぁ、すごいなぁ地球って、と思っていた地域がいくつかあって、その一つが、シベリア。それ以降、そこが本当はどうなってるのかをきちんと考えたり知ろうとすることもなく大人にな…

真夏の伊勢神宮へ

8月4日、東海地方が気温40℃という歴史的な猛暑におそわれた日、名古屋出張の翌日を使って伊勢神宮へいった。 確かに熱暑だ。でも午前中のこともあり外宮でも内宮でも、御神域にいる間は思ったほどでもない。森パワーだ。またほとんど混雑感もなし。参拝後に…

「バレエ・アステラス」と「世界バレエフェス」

しばらく前ですが、7月27日に、世界バレエフェスの全幕特別プロ「ドン・キホーテ」を鑑賞。 バジルのマチアス・エイマンは、バジルにドンピシャじゃないけど、フワッとエレガントに脚線美まで見せるジャンプにうっとり。ミリアム・ウルド=ブラームのキトリ…

「万引き家族」

300人くらい入る劇場で、平日夜9時からの回を30人くらいの観客でみた。 面白い?と聞かれて、面白いよとさらっとは言えない。集中して2時間、昨夜見て、今もモヤモヤとあれこれを考えている。たぶん3日後もモヤモヤ考えていそうな映画。 このシンドイ映画を…

新潟のちまき、東京のちまき

私が子供のころから食べていたチマキ。大きな笹の葉で包まれた三角、中華ちまきと同じ形だけど、笹はみどり色。 中身は、味付けのない、もち米。ゆでで、冷ましてあり、むいて、砂糖きなこの中にまぶして、食べる。ご飯がわりのボリュームがある。笹だんごと…

『あんこの本』(姜 尚美)

どうも私は洋菓子より和菓子が好きなんだなと自覚したのは、わりと最近です。 姜 尚美さんの、あんこルポルタージュ『あんこの本』(文春文庫)。前半は、あんこの美味しいお店を訪ね歩く。そして後半では、あんこの歴史やら、海外探訪やら。あんこってアジ…

『日日是好日』(森下典子・新潮文庫)

中学生のころ父が買う「週刊朝日」に、女子大生ながら体験レボートを連載していた(ような気がする)、森下典子さん。茶道の本を書いたというのは知ってはいました。 『日々是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』 文庫化されたのを見てふと手に取った…

虎屋の「雪紅梅」

ひつじつながりではないのですが、羊羹など、和菓子が好き。 ほろほろした餡の粒の間を小倉がつなぐ、虎屋の棹物、この季節は「雪紅梅」。 品のよい色合い、品のよい甘さ。 和菓子はデザインが暗喩的なのもすてき。 自分自身は品のよさからは遠いから、品が…

インディー・ジョーンズに思う

たまたまテレビでやってた、映画「インディー・ジョーンズ 魔宮の伝説」を見る。 たぶん私が中学生ごろの映画。若きハリソン・フォードはかっこいいいし、今にしてみればチープだけど、ザ・冒険活劇でたいへん面白い。 が、しかし。今の時代の目で見ると…こ…